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石山 新太郎; 秋場 真人; 衛藤 基邦
Journal of Nuclear Science and Technology, 37(1), p.90 - 101, 2000/01
核融合炉ダイバータ機器のターゲットプレート構造設計の最適化を図るため、核融合炉運転中のターゲットプレートに発生する熱応力並びに照射誘起応力を有限要素法解析によって評価した。その際、ターゲットプレートへのプラズマからの熱負荷及び照射量はそれぞれ15MW/m及び1dpaまでとした。ターゲットプレートの解析モデルは、平板型、サドル型及びモノブロック型の3タイプで、いずれも高熱伝導性C/Cコンポジットアーマタイルと無酸素銅のろう接構造で構成されている。解析の結果、上記照射条件では平板モデルが最も長寿命となることが予測され、一方ほかのモデルではアーマタイルろう付け部の破損や冷却基盤からの脱離などが1dpa以前に生じることが予測される。ターゲットプレートモデルを長寿命化するための有効な設計は、モデル中のアーマ部の体積を小さくすることであり、これによって同時にタイル損耗の低減化も図れる。
荒井 長利; 佐藤 貞夫
JAERI-M 5998, 32 Pages, 1975/02
高温ガス炉の燃料体は主として黒鉛材料から構成されるが、この黒鉛材料の物性値は、一般に未照射でも多少の、また、中性子照射によって増大する異方性を有している。原子炉で照射される黒鉛構造物に発生する応力と弾性係数、線膨張係数、照射寸法変化および照射クリープなどとの関係が、中空円筒を例として定性的定量的に検討された。この結果、最も異方性の著しいH-327黒鉛では、熱応力、照射応力に対して異方性効果が有意であるが、その他の準等方性黒鉛では重要でないことが解った。また、本検討によって工学的応力解析のための幾つかの重要な知見が得られた。